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【旅行者向け】これは困った!四国・高知で使えないもの③~カード編
こんにちは。高知移住7年目に入ったaimiです。
突然ですが、四国では香川県を除いて、本州の鉄道系ICカードがすべての駅で使えないってご存知ですか?
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-26_No-00_0801092807.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]いまや提携している会社も多いのに…[/chat]
驚かれる方も多いかもしれません。
これは困った!四国・高知で使えないもの③~カード編
「Suica」「ICOCA」などの鉄道系ICカード
JR西日本の「ICOCA」、JR東日本の「Suica」 などの鉄道系ICカードは2003年から運用され、いまでは首都圏の皆さんは当たり前のように利用されていると思いますが、
JR四国で汽車(※四国は電車ではなく汽車です)に乗るときは
ICカードが使えない
☟
有人改札を通る
or汽車内の車掌さんにきっぷを見せる
しかないのです(ToT)/~~~
信じられないと思う方もいるでしょう、私もそうでした。
でも「ないものはない」のです。
ない理由としては
- JR四国の資金繰りがよくない(ほぼ赤字路線)
- クルマ社会のため、そもそも汽車に乗る人が少ない
- 自動改札を作る費用がネック…1台:700万~
特に自動改札の設置は切実で、以下のことから全国の中でもJR四国はとくに購入に不利であることがわかります。
自動改札機は機能により値段が大きく異なります。
例えば、切符とICカードの両方に対応している機種は高く、ICカード専用機は安く作れるそうです。
ICカード専用の自動改札機は、運賃などシステム的には複雑ですが、改札機単体でみると、とてもシンプルで低コストで作れます。
というより、同じ商品であっても購入する会社によって大きく異なる事だと思います。
例えば、JR東日本とJR四国が同じ改札を買ったとしても、普段から大量購入しているJR東日本の方が安いに決まっています。
今思い返せば、神奈川に住んでいた時にICカードがないことなんて考えられませんでした。
ですので小銭ジャラジャラ、きっぷを買うのに列を作って待つというのは非常にストレス。
ということもあり、ごくたまにお祭りなどで汽車に乗る機会があるときも、極力「帰りの分のきっぷを買っておく」ようにしていますね。
きっぷさえゲットしておけば、あとは駅員さんにわたすだけですからね(‘ω’)ノ
【全力フォロー①】本州のカードは✖だけど、高知県だけなら「ですか」があるよ!
JR四国は利用者が少ないと申し上げましたが、高知市に限って言えば”市民の足”となっている路面電車「とさでん」はかなり多くの利用者がいます。
そんな地元住民をターゲットにしたカードがあります。
交通系ICカード「ですか」!
- とさでん交通
- 県交北部交通、高知東部交通、高知西南交通、高知高陵交通、高知駅前観光、四万十交通の各路線(貸切・高速バスは除く)
- ジェイアール四国バスの大栃線
- 土佐市ドラゴンバス
- いの町営バス(伊野循環線)
で利用することができ、『JR以外』の民営路線はほぼ網羅。
高知県民の視点でパッと見た感じ、第3セクター土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」と「四万十黒潮ライン」がないのがさみしい限りですが…(ToT)/~~~
高知県民が使うICカードはSuicaでもPASMOでもICOCAでもありません
_人人人人人_
> ですか。<
 ̄^Y^Y^YY^Y ̄高知県内でしか使えない超超ドメスティックカード!!これではJRに乗れないぞ。
— 四国人 (@shimanto2002d) 2016年6月16日
免許を返納された高齢者や、通勤・通学にも便利に利用されている実績があり、利用可能エリアは27市町村。
人口ベースのカバー率は93・2%に上るそうで、10万枚の利用者がいるというのは、高知県の人口の7分の1が持っている計算。
高知県=クルマ社会のことを考えればすごい数字と言えそうです。
【全力フォロー②】旅行者向け=高知限定・乗り放題のプリペイドがお得
「ですか」は高知在住者向けのカードでちょっと買うには…という旅行者もいると思います。
それもそのはず、残金が残ったまま高知を去るのはもったいないことですし、非効率。
しかしそんな旅行者の味方があります。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]プリペイドカード!![/chat]
MY遊バス
桂浜1日券/大人1,000円、小学生500円
桂浜2日券/大人1,600円、小学生800円
五台山1日券/大人600円、小学生300円
志国高知 幕末維新博 電車一日乗車券
◆高知市内均一区間/大人500円、子供250円
(介良通~曙町東町間及び高知駅前~桟橋通五丁目間)
◆全区間/大人1,000円、子供500円
(後免町~伊野間及び高知駅前~桟橋通五丁目間)
志国高知 幕末維新博 バス・電車一日乗車券
高知市周辺や安芸市、須崎市までのとさでん交通バス全区間が1日乗り放題、乗り降り自由。 高知市内の路面電車(市内均一区間)も乗り放題のお得なチケット。
大人2,000円、小児1,000円
ほかにも数種類ありますので以下のページをチェックしてみてくださいね(‘ω’)ノ
高知観光をもっと楽しむ便利でお得な交通インフォメーション
クレジットカードの使える場所が少ない
コンビニやスーパーマーケットではもちろん使えますが、
- JRのみどりの窓口以外の清算(特急以外の汽車内の車掌清算など)
- 個人経営のガソリンスタンド
- 個人経営の旅館、民宿
は使えないことが多いです。
特にガソリンスタンドは次のガソリンスタンドまで離れている場合も多いのでご注意を。
[chat face=”SnapCrab_NoName_2018-8-1_9-25-17_No-00_0801092714.png” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]田舎のガス欠ほど恐ろしいものはないです…[/chat]
銀行やATMにすぐによれる環境ではない分、旅行の際は現金は多めに持ち歩いたほうがイイかと…( ;∀;)
上の3つとも、旅に大きくかかわる部分なので強調させていただきます(苦笑)
③に関しては、インバウンド観光も盛り上がってきているところなので少なくなってきている印象です。
いまや民泊やAirbnbでのカード事前決済は当たり前ですからね。
まとめ:不便を楽しむ。それが高知県なのです
いかがでしたでしょうか?
いろいろ書いてきましたが、逆に言えばそれだけ「お金を使う機会が少ない」のも事実。
物価が安いため、お遍路さん旅行や貧乏旅行などの長期旅にももってこいなのです(‘ω’)ノ
先日登山の際出会ったカップルさんも車中泊で2週間の四国一周するとおっしゃってましたし、私の妹夫婦たちも近いうちにクルマで四国を回りたいとのこと。
贅沢なことを求めなければ高知県はとっても旅行に向いていると思いますよ(*‘∀‘)
現金を多めに持って(笑)ぜひ四国に遊びに来てみてくださいね~
以上、『【旅行者向け】これは困った!四国・高知で使えないもの③~カード編』の記事をお送りしました。