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花の百名山・東赤石山~西赤石山縦走!別子銅山の歴史を探るひとり旅【愛媛県新居浜市】

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こんにちは!aimiです。

皆さんは地層や山の歴史に興味がありますか?私は大いにあります。

特に今回訪れた愛媛県「別子銅山」は住友財閥の礎(いしづえ)になったといわれる場所。

そういえば高知県も三菱財閥の岩崎弥太郎の出身地。

四国には日本の商業を作り上げた英雄たちがたくさんいるのです。

そんな愛媛県新居浜市にあります、花の百名山・「東赤石山~西赤石山縦走」に行ってまいりました。

赤石山系とは

標高が1500m~1700mクラスの山が連峰を形成しており、主峰東赤石山(1706.6m)を中心に、 西は物住頭(1634.3m)、西赤石山 (1626.1m)、銅山峰(1294.0m)、西山(1428.7m)。東は権現山(1593.0m)、エビラ山(1635.9m)、黒岳 (1635.9m)、二ツ岳(1647.3m)、ハネヅル山(1282.1m)があります。赤石山系は新居浜市のほか、四国中央市とまたがって、東西約15km、南北約10kmほどに広がりをもつ地域です。~新居浜市ホームページより引用

今回は、赤石山系の中でも一番高い東赤石山と起点に、西赤石山、銅山峰、西山を縦走していこうというプランです。

ちょうど高山植物も咲き始めてきた時期で、混みあう前に行っておこうと狙っていたルート。

赤石山系の特徴

1.赤石山系のすぐ北側には海岸線が迫っていて、1500m以上の連峰がこのように海岸に近いところにあるのは、日本でも例を見ません。

2.銅山峰を中心として、日本三大銅山のひとつに数えられた「別子銅山」の貴重な産業遺産群があります。

3.高山植物の宝庫であり、標高が低いにもかかわらず、ツガザクラやアカモノの大群落が形成されています。

とくに1の「海抜ゼロから標高1700m」の急斜面の上から見下ろすかんじ、スリルがありそうです。とても楽しみにして出発です。

八巻山から見下ろした赤石山荘の姿

今回のコース

1日目:筏津登山口→東赤石山→赤石山荘 約4時間半,6km

2日目:赤石山荘石室越→物住頭→西赤石山→銅山越 →ダイヤモンド水日浦登山口 約5時間,8km

※事前に日浦登山口に自転車をデポ。

1日目

筏津登山口までが核心?!通行制限で30分のロス

快晴の6月中旬の土曜日。

新居浜市街地から別子銅山方面を目指します。

新居浜IC~筏津までは約1時間。途中、買い物するところは市街地しかありませんのでコンビニなどは事前によっておきましょう。

最終コンビニ、最終ガソリンスタンドはかなり手前です(笑)さいごの40kmくらいなかったと思います…

そして登山口近くになって驚きました!「通行制限」のカンバンが!

確かに、何度か見かけたカンバンでしたが土曜日でもやっているとは…30分のロスです(汗)

皆、30分を思い思いに過ごす(苦笑)

調べてきたとしても引っかかっていたと思う…

筏津登山口→東赤石山…渡渉と岩場を繰り返し疲労困憊

登山口からはしばらく樹林帯です。

この時点で時刻は10時20分。

多少遅くなってしまったものの、小屋泊まりなので落ち着いて歩けば大丈夫。

いきなり「赤石山荘」の文字が。途中で直登するか、山頂を巻くかでわかれます

筏津の東側に「瀬場」という登山口もあります。ここで合流。

きれいな形のとんがりはなんという山でしょうか?

水は豊富で、飲めるようです。コップが置いてあります

レトロすぎる看板が続きます

タカネバラが現れました。これを見るためだけに登る方も多いよう。鮮やかできれいです

登りつめると周りが開けてきました。ここまで約3時間以上・・・・よくぞ耐え抜いた笑

誰もいない山頂で。岩場に差し掛かると途端にペースダウン。疲れました…

キバナノコマノツメ

東赤石山→赤石山荘…八巻山(はちまきやま)の雄姿にホレボレ

山頂を後にすると、同じく赤石山荘泊だという、広島の山岳会の方々とすれ違います。

きくと、筏津のずっと東の「肉渕」という登山口から10時間かけてきたらしい(驚)

かなり玄人向けのルートだと思うのですが、さすがです!

ユキワリソウ!かわいくてはかなげですが、厳しい岩場に一杯咲いていました

八巻山の雄姿がドドンと見える山荘です!これを眺めながらのビールはおいしいですよ。

赤みを帯びた岩石が、東赤石山の名の由来にもなった「かんらん岩」です。かんらん岩はマントル由来の火成岩の一種。つまりもともと海底にあったということ。つまり東赤石山は海底で生まれた岩が隆起してできた山です。

 

ナポリタンを作りました。簡単で美味しいですね。

初登場のスキットル。ネタ作りにかってみました笑

 

これは危険な飲み物です。酔っぱらいますね…

 

 

山荘の中はレトロなポスターが張り巡らされています。いつのものだろう?

 

夜は広島の山岳会オールスターズと私の大所帯で飲み会です(笑)

山岳会ってこんな感じなのか、と貴重な体験をさせていただきました。楽しいですね。

ちなみに赤石山荘の管理人さんは今日は不在で、ヘルプの人が2人上がってこられていました。

オオヤマレンゲのスポットまでお教えいただき、感謝です。

相変わらず美しい!深山の貴婦人

爆睡後、星空タイムもしっかりと

1度お手洗いに起きたのですが、外に出てみると満天の星空。

そして驚きました。

肉眼でもはっきりと天の川が見える見える。標高はそんなに高くないのに…

写真ではあまり映らないようです。残念

 

2日目

赤石山荘→八巻山…テーブルロックでご来光

翌日。

爆睡したのもあってか、かなり頭がすっきりしました。

なんだかんだで疲れていたのでしょう…

早速朝ごはん前に、八巻山の途中まで登ってご来光を見ることにします。

雲海がものすごいです!瀬戸内海側をすっぽり覆っています

シャクナゲ林の隙間からご来光!

雲海の上にひょっこりと出てきました!すごい…感動・・・・!

赤く照らされる岩峰たち

上に乗れそうなほど一面の雲海です

赤石山荘石室越→物住頭…地味にアップダウンがあるが、岩パラダイスも

一度山荘に戻り、布団の片付け、朝ご飯、水の補給などをして出発です。

ここから西赤石~歓喜抗(銅山越の下)までは水場がないので、調理をしたい方は持って行ったほうがいいですね。

昨日は暑くて足が進まなかったというのもあり、涼しいうちに核心部(岩場)を超えたいので、6時半ころには出発することにしました。

早起きは、登山でもすごくお得ですよ。

北アルプスをほうふつとさせる、高度のある岩場をつたっていきます。足の置き場に注意。ガスのときはマークが少ないので迷いやすそう。GPSも頼りになるでしょう

まだまだ雲海が残っています。気持ちがいい!

ツガザクラの群生。西赤石ではロープを張って保護しています

モリイバラ。白さが透き通るようにきれいです

タカネバラはつぼみもありました

めちゃくちゃ咲きくるっていますw

遮るものがなくただ暑いので、進むことにします

 

物住頭→西赤石山→銅山越 …岩場はなく、平和な登山道

西赤石山までは平和な登山道です。

この後はほぼ危険な場所はありません。

ちなみに西赤石の手前まで誰にも会うことはありませんでした。これぞ宿泊者の特権ですね笑。

西赤石山で出会ったのは関西からのテント泊の猛者たち。

女性2人で銅山峰ヒュッテに泊まっていたという。

このお2人もなかなかの手ごわいルートを歩かれていましたよ!

高知側の雲海が愛媛側に乗り越えようとしている…となりは平家平。

アカモノ。かわいらしく足元を彩ってくれます

西赤石山に登頂!三角点です

何かの卵でしょうか

銅山越 →ダイヤモンド水日浦登山口…歴史に思いをはせ下山

銅山越まで来ると、標高も1200m台と下がってきます。

しかしまだまだ周りは開けているので、目まぐるしく動く雲海の様子に目を奪われます。

気圧が変わったのか、頭が少しズキズキしますが休み休み進みます。

石鎚山がまだはっきりと見えました

 

西赤石の直下が少し険しいので注意しましょう

保護ロープの中にはびっしりとツガザクラが

石鎚山系とは違って砂礫地の中を進みます。ブナ林も皆無。

なぜ砂礫地なのかというと、明治時代にエネルギー源を森林に求めたためすべて伐採してしまったからです

銅山峰から日浦間には30もの遺跡が残っています。一つ一つ説明版があります

銅山時代の遺構。集落・小学校・醸造所・劇場あとに思いをはせながら歩きます

遺構がかっこいいです。いちいち止まってしまいます。

別子銅山の人口は12,400人余りを数え、県都・松山に次ぐ人口規模でした。そう考えるとすごいですね。

歓喜抗で水場を発見したため即座にラーメンつくり!

歓喜抗で写真を撮っている山岳会の方々。ここで抜かされました(爆)

 

歓喜抗とは別子銅山発祥の記念すべき最初の坑道です。

ある程度リニューアルはされていますが、ここから住友財閥が始まったのか…と思うと感慨深いものがあります。

この名の由来は、時は江戸1690年田向重右衛門一行が苦心して山中を調査し、このあたりで露頭を発見して試掘し、有望な鉱床が見つかり大喜びしたことがその理由です。この歓喜坑が開かれたのは1691年です。~別子ネットより引用

このエリアまでは観光ハイキングツアーが上がってこられていました。

一気ににぎやかに。けっこうな大人数です。

ラーメンを作っていたら手ぬぐいが焦げてしまいました危ないです…

歓喜抗を出発すると「ダイヤモンド水」で再度水を補給。

ダイヤモンド水の発見は、鉱脈を探すために1951年ボーリング調査をし、この辺りを調べていた際、発掘で使用されていたロッドの先端が水脈にあたり、水が湧き出ました。

 このダイヤモンド水と名が付いた由来は、ボーリング調査で使用したロッドの先端の工業用ダイヤモンドを散りばめられたビットが、調査終了後、回収不能となって地下に残っていることからこの名前が付きました。~別子ネットより引用

新居浜市までも1時間以上かかりますので、もし何か食べるならここが最終水場になります!

こちらにはバイオトイレも整備されていて、もう観光道路ですね(笑)

水を飲んで元気を出したら一気に降りてきました。お疲れさまでした!

折り畳み自転車で一気に筏津まで下山します。後ろの建物は歓喜抗を模したトイレ

 

まとめ:花も歴史も感じられ、四国イチの変化にとんだ兄弟峰=「赤石山系」

いかがでしたでしょうか?

個人的には、今の時点で四国で登った山の中で一番気に入りました(笑)

  • 変化に富んでいるので飽きないし、面白い
  • どこの登山口からもピークが遠いので、玄人向けの山
  • 別子銅山で集落を眺めながら、銅山に翻弄された歴史を探る
  • 八巻山付近は岩場が多く、穂高っぽいエリア。北アルプスの入門にも
  • 海が非常に近く、手が届きそう
  • 雲海発生率の高い時期に行けばそれはもう満点!
  • 標高はさほど高くないのに、高山植物が豊富

[chat face=”ヘッダー用-修正.jpg” name=”otto” align=”right” border=”blue” bg=”none”]今度は僕も行ってみたいな[/chat]
[chat face=”切り取り後-1.jpg” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]北アルプスが好きな人は絶対気に入ると思うよ! [/chat]

ぜひぜひ、縦走プランでのご検討をお願いします!オススメですよ。

もし、自転車をデポを検討されている方は西→東周りルートのほうが、ほとんどこがなくていいのでさらにオススメです。

今回のYAMAPの記録はこちらです。

以上、「花の百名山・東赤石山~西赤石山縦走!別子銅山の歴史を探るひとり旅【愛媛県新居浜市】」の記事をお送りしました。

筏津(いかだづ)登山口のアクセス

【住所】愛媛県新居浜市別子山 県道 47 号線ぞい

お手洗い、駐車場有。路肩がいっぱいの場合は高知県側対岸にも広いスペースあり

住友フォレスターハウスより8.5km、新居浜市街より約1時間

赤石山荘の情報

予約

TEL0897-55-4831(予約がない場合、管理人さんが不在になります)

料金

素泊まりのみ対応2000円

営業期間

3月下旬~12月下旬※事前予約必要

特筆事項
  • テント場あり
  • 宿泊の場合、食事がつかないので持参の必要あり

【2018年度版】四国・石鎚山系の営業小屋&避難小屋一覧

https://www.aimisuna.com/2018/01/06/post-7807/

 

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