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『田舎移住』が確信に変わったのは、うつ病と『もうひとつのふるさと・新潟県』の存在

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こんにちは!aimiです。

先日、母親の実家、新潟に法事のため行ってきました。夫が2年前うつ病と診断されたとき、私たち夫婦が思い出したのは新潟の景色。新潟は私たち夫婦が移住を決めたきっかけになった場所でした。

高知移住の原点は『もうひとつのふるさと・新潟県』の存在

新潟県といっても、富山県に程近い、『糸魚川市』という場所です。新潟市から300キロ弱あります。2年前に北陸新幹線が開通したことで、東京方面からのアクセスが格段によくなりました。新潟市から在来線で来るより東京駅からのほうが早いという。面白い現象ですw

なぜ新潟が移住のきっかけになったのか

以前記事にも書いているのですが、高知移住前は年に1回、新潟の祖父母の家にお世話になっていました。今は祖父母ともお亡くなりになってしまっていますが、母の弟が住んでいます。

【参考記事】

[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/06/09/post-1959/”]

窓から山が見える

これは、小学生くらいのときはまったく気にしてませんでした。

しかし、社会人になって登山を始めるようになって『え、あれ焼山なの?(驚)』と祖父に聞いてみたりしてました。目の前に見えている山が結構有名な山だったりすることに興奮を覚え、とくに雪がついている山を見ながらの、ゴールデンウィークの家の周りの散歩は感動しっぱなしでした。

※ちなみに見えている山は、焼山(活火山で今はとても有名になってます。警戒レベル1。)と火打山(日本百名山)でした。

水がおいしい

山が高くて、すぐ日本海があるということは、急激に雪解け水が海へ流れ込むということ。=必然的に冷たくておいしい水が水道をひねれば出てくる、という。

ご飯がおいしい

新潟県は日本有数の米どころ。ご飯は格別おいしく、日本酒も多数。野菜もスーパーの中の産直コーナーで普通に買えます。祖父は農家だったのですが、オフシーズンは日本酒の杜氏のお手伝いの仕事をしていたそうです。

何もないけど最低限のものはある

病院、役所関係、スーパーとコンパクトに中心部にまとまっています。行こうと思えば徒歩でもいけました。地方都市って意外と便利なんです。あちこち行かなくてすむので。

せかせかしてない

これが一番だったかもしれません。糸魚川市は道も広く、渋滞もありません。駅に行っても人はまばら。(これはいいのか悪いのか、とも思いますが)

夫はとにかく、『ゆったりとした生活』をしたかったのです。大学を卒業し、特に目標もなかったため資格を取り、精神障害者の更生施設に勤務していました。朝の出社は一般の会社よりは遅くて10時でしたが、毎日22時以降の帰宅。お風呂に入らず寝て、朝シャワーを浴びることも珍しくなかったです。仕事が仕事だけに非常に精神的に参っていたようです。

観光客が押し寄せる場所ではない

夏休みでも、ゴールデンウィークでも、他県ナンバーを見るのは帰省客くらいで、いわゆる『観光客』が来るスポットではありませんでした。海に行けば海の家が営業しているものですが、一軒だけぽつんと。「湘南の人いっぱい!!」のテレビの映像とはまったく対照的でした。

糸魚川市の『根知』という集落への道。移住者もぼちぼち増えているそう

まとめ:夫がうつ病と診断されたとき、『田舎移住』が確信に変わったきっかけは新潟

  1. 窓から山が見える
  2. 水がおいしい
  3. ご飯がおいしい
  4. 何もないけど最低限のものはある
  5. せかせかしてない
  6. 観光客が押し寄せる場所ではない

今住んでいる所は、全部を満たしているわけではないですが、少なくとも東京・神奈川よりは満たしています。

夫のうつ病も完治。私の父も、心配しながらも完治することは予言していて『絶対ゆったり過ごせる環境なら治る』と念を押してくれていました。私もそう思っていたのでとてもうれしかった。

本当に移住してよかったです。これに限らず実現したいことは夫婦で話し合って共有。これからも続けていきたいことです。協力隊の卒業後のことも話しあっていきます。

さいごに

絶対田舎に行けば、うつ病の治療は快方に向かいます。デメリットは外に余計出なくなるとか、そういうこともあるかと思いますが、意識していればそんなことは起こりえません。移住受け入れがすすんでいる自治体を選んで入ってさえいければ、地域の人は温かく迎えてくれます。

地域のコミュニティに必要とされる、こんなことって都会であんまりなかったなあ、と思います。

田舎に身を置いて、少し休んでみるのもありですよ。ゆっくりしていけばいいじゃないですか?

うつ病じゃなくても、会社、もう苦しいなって思ったら会社辞めて『地域おこし協力隊』で3年間お給料をもらいながら何をするか決めても遅くない!

こちらのサイトから、全国の地域おこし協力隊の募集情報が検索できます(‘ω’)ノ


 

 

 

 

以上、「『田舎移住』が確信に変わったのは、うつ病と『もうひとつのふるさと・新潟県』の存在」の記事をお送りしました~。

▼夫が勤務している「高知県佐川町地域おこし協力隊」について▼

https://www.aimisuna.com/2017/11/05/sakawa-shiikiokoshikyouryokutai/

https://www.aimisuna.com/2018/03/26/post-9923/

 

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