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高知県佐川町地域おこし協力隊(自伐型林業)になって1年。夫にインタビュー

こんにちは!aimiです。
まもなく、高知県佐川町に引っ越してきて1年、夫の地域おこし協力隊(自伐型林業・キコリンジャー)としての任務も2年目に入ろうとしています。
普段あまり深い話し合いはない夫婦なのですがwここで区切りということでインタビューをしていくことにしました。
原点に返る意味で、以前の記事と重複する部分もあろうかと思いますが、一つ一つ丁寧に行きたいと思います。
[bal_L1]https://www.aimisuna.com/wp-content/uploads/2017/09/cropped-3.jpg[bal_L2]本日はよろしくお願いします[bal_L3]
[bal_R1]こちらこそよろしくおねがいします![bal_R2]https://www.aimisuna.com/wp-content/uploads/2017/10/ヘッダー用-修正.jpg[bal_R3]
「ここ(佐川町)で働いてみてどう?」地域おこし協力隊・勤務開始1ヶ月で夫にインタビュー。
改めて「協力隊になろうと思ったきっかけ」とは
妻:佐川町の地域おこし協力隊になってそろそろ1年がたちますので、本日は振り返りという意味もありインタビューさせていただきます。
夫:あくまで個人の感想でよければ…。
妻:はい。では早速ですが、佐川町の地域おこし協力隊になろうと思った経緯だったりありますか?
夫:まず田舎暮らしがしたいというのが、ありきではありました。それといろいろと考えたなかで、やってみるなら林業かなと。
ただいきなり組合や企業にはいってバリバリ働くというのは、ちょっと違うと思いました。
あと移住という選択をするうえで、なんの後ろ盾もないのは僕のなかではリスクでしかなかったので…。
そういったことを総合的に考えて、佐川町の地域おこし協力隊に応募しました。
妻:先ほど、田舎暮らしありきと言われてましたが…。
夫:そうですね、はやい段階から田舎暮らしを検討していました。
具体的には、結婚する前だったので今から7年くらい前のことだったと記憶してますが、aimiさんのおじいさんがいる新潟にあそびにいったときに、雑談のなかでaimiさんが「ottoくんがしたいことって、田舎暮らしかもね」と言われたのがきっかけでした。
今まで田舎暮らしをするという選択肢さえ認識してなかったんですが、そう言われたことで、なんか妙に腑に落ちたんですよね。
妻:なるほど、私は全然覚えていないんですが(笑)
夫:(笑)
妻:その後、どういったことをされたんですか?
夫:それから週末にかよえる農業スクールや移住フェアへ参加したりしてましたが、正直あまりピンときてなかったんです。
ただ自然とは関わっていたかったんで、山登りやアウトドアなどのイベントには参加してあそんでましたけど。そうしたら月日だけが経っていっちゃって…。
妻:なるほど。そういった状況で、どうして移住することになったんでしょうか?きっかけがあったんでしょうか?
夫:そうですね。ネットで情報収集していたら、ある日例にもれずイケダハヤトさんのブログにいきつきまして…。
ちょうど本山町に移り住んだくらいの時でしたけど、単純にそのとき「高知、面白そうだな」と。なんだかんだで都会で消耗もしていましたし。ちなみに自伐型林業のこともその時に知りました。
妻:それで佐川町の地域おこし協力隊になろうと?
夫:実際には、そこから自伐型林業のことを調べたり、高知県の移住フェアに参加したり、高知を旅行したりして、最終的に納得してからですね。
そのあと、紆余曲折があったわけですけど…。それはまたべつの機会に。それで昨年、晴れて佐川町の地域おこし協力隊になれました。
妻:おめでとうございます。
夫:ありがとうございます。
現在の仕事内容
1年目は資格取得と研修が主
妻:それでは、現在おこなっている仕事の内容をおしえてください。
夫:自伐型林業の実践ということで、大橋式作業道という壊れない道づくりをすることや間伐をしながら、良い木を育てていくことによって山の価値を高めながら持続可能な森林経営をしていけるように学んでいると僕は解釈しています。
そのための林業にかかわる資格の取得であったり、研修が適時あります。
僕は未経験で素人だったので、1年目のほとんどが資格取得と研修でした。
興味深いと思ったこと
サラリーマンのときは使うとは思っていなかった、チェーンソー・重機の取り扱い
妻:1年やってみて、面白いと思ったことはなんですか?
夫:そうですね。客観的に考えても、180度といっていいほどの方向転換していると思うんですよ。
東京でサラリーマンしていたのに、今はチェーンソーやバックホー(重機)を扱っているという…。
教習所いらいのMT車もまだあやしいところはありますが、やっとこさ運転できるようになってきました。
林業マーケティング
重機などの運転だけでも面白いんですけど、つい最近の研修での林業経営について考えをきいたことですね。
良いものが売れるとは限らないということと同じで、たとえ高い技術力を持っていたとしても稼げるとは限らない。考え方ひとつで、稼ぎが少なくも多くもなるということです。
どうせ同じ努力をするのであれば稼げるほうがいいですし、林業でもマーケティングが重要であることを認識させられました。
妻:これからについて考えていることはありますか?
夫:まず生活できないと困ってしまうので、ある程度の収入源を確保している状況にしなければならないことです。
僕の場合は、林業+αで何個かの収入源があることでやっていける確率があがると思っています。たとえばクラウドソーシング等ですね。自由にできる感じがいいです。
収入源を増やしていくことはもちろんですが…現在あるものとして、aimiさんが1年間運営してきた当ブログが資産であることは間違いないです。
次の展開としては、このブログを今後どのような位置づけにしていくのか、どう生かしていくかということですね。移住ブログは競合がたくさんいるので、差別化というか、どう尖っていくかということも必要かなと。
あとは円換算していったりと、経営やマーケティングというそこらへんの感覚もみがいていきたいです。
あと支出についても、重要であると考えていますがまず家計簿をつけるということをやるやるサギでやってませんので、そろそろやりたいと思います。
※私(aimi)は生活費のみ担当でやっています
なんにせよ独立まであと2年というリミットがあることは意識しないといけないです。
定住について
妻:定住についてはどうですか?
夫:地域おこし協力隊になったという縁で、佐川町で暮らせることになったのでできればそのまま定住したいとは思っています。
そのために、まずは生活できるという基盤をつくっていきたいです。
妻:本日はありがとうございました。お疲れさまでした。
夫:お疲れさまでした。
まとめ:林業は生活していく選択肢の一つ。自分で自分の人生をデザインしていかないと暮らせない
いかがでしたでしょうか?
林業でご飯を食べていくだけが目標で佐川町に来たわけではありません。
「地域おこし協力隊」はただその先を見据えて、あらゆる可能性を試してみる。その猶予を与えられているだけなのです。
ますます「持続可能な地方移住」も具体的に模索していかないとな、と奮い立たされた家族会議でもありました。
twitterのペルソナ(ターゲット)がブレブレだったので、これを機に決めてみました。フォロワーさんも徐々に増えてきましたが、まだまだ!! pic.twitter.com/k3aocAYQt3
— aimi (@aiaiminini) 2018年1月28日
ブログ読者さんに感謝
以前peingで募集させていただいて、はじめて頂いた質問が当質問でした。
なかなかお答えできていなくて申し訳なかったと感じております。
しかし、1年という区切りなので夫婦で話し合いもできたということもあり、ご質問者様に感謝しております。
まだまだ質問は募集中なのでtwitterのDMでもかまいませんので、お気軽にご質問くださいね。
以上、「高知県佐川町地域おこし協力隊(自伐型林業)になって1年。夫にインタビュー」の記事をお送りしました。
「きついけど、しっかり仕組みを作れば稼げる仕事」自伐型林業の指南書はこちら
高知県在住中島さんの著書、自伐型林業を考える方には読んでいただきたい一冊です。