「しまなみ海道」含む”瀬戸内7海道”で使える割引キャンペーンまとめ

みやまの貴婦人!稲叢山で「オオヤマレンゲ」の鑑賞会!【高知県土佐町/いの町】

広告 このコンテンツには広告を含む場合があります

こんにちは!aimiです。

6月中旬、山友達から「稲叢山(いなむらやま)のオオヤマレンゲが満開」とのことでお誘いをいただきました。

しかし、梅雨に入ったというのもあってか、予定していた当日は雨。あっけなく中止です(悲)・・・。

後日天気のイイ日に個人的に見に行ってみることにしました。

「オオヤマレンゲ(大山蓮華)」とは限りなく絶滅危惧種にちかいお花

モクレン科モクレン属に分類される落葉広葉樹の低木の1種。古くは1695年の伊藤伊兵衛による園芸書『花壇地錦抄』に記載され、延宝年間に江戸に栽培用として持ち込まれた。

和名は奈良県南部の大峰山に自生していて、ハスの花(蓮華)に似た白い花を咲かせることに由来するお隣の愛媛県ではレッドリストの指定を受けているお花です。~wikipediaより引用

高知県では絶滅危惧種(レッドリスト)指定はないのですが、群生地は限られていて、どこそこにあるようなお花ではありません。

ほかに有名なのは剣山系の白髪山や石鎚山系の裏寒風ルートなどにあります。

事前に写真を見て思ったのは、「お上品なお花」!

  • 純白
  • 開花期は4~5日で散ってしまう
  • 卵のようなつぼみが美しい

はかないお花ほど、魅力を感じるのは皆さん同じのよう。その証拠に登山口の車が平日でも20台…

開花時期は?

年によって違いますが、稲叢山のオオヤマレンゲの開花時期は、6月中旬。

YAMAPの記録などで参考にしていくのが確実です。

今回のコース

今回は、紅葉のときに登ったコースの逆コースです。

標高の高い「トンネル登山口」に自転車をデポしておき、「稲村ダム登山口」に車を回収しに行くプランを立てました。

稲村ダム登山口→林道→大滝→伝説の洞窟→四差路→(稲叢山山頂)→四差路→鉄塔(第1オオヤマレンゲポイント)→西門山方面に15分→第2オオヤマレンゲポイント→分岐→トンネル登山口 

山頂経由で4時間半程度、山頂スルーで3時間半程度(休憩1時間含む)

パノラマ石鎚山系!紅葉ハイキングを楽しむなら!稲叢山(いなむらやま)一択!【土佐町/いの町】

https://www.aimisuna.com/2017/11/05/post-5766/

稲村ダム登山口→林道→大滝→伝説の洞窟→四差路

「稲村ダム登山口」につくまでの間、「トンネル登山口」に自転車をデポしたのですが平日というのに20台弱ほど車が停まっていて驚きました。

それはそうと稲叢山は「オオヤマレンゲ」の時期が、1年で1番にぎやかになる時期なんです。

のちにダムで出会ったおじさんも「こんなに車が来るの見たことないわ」とおっしゃってましたw

ダムでお手洗いを済ませて林道からのスタートです。

「伝説の洞窟」登山口からスタートです。

ウツギが満開!いきなり花盛りです

鎖もあるので変化に富んでいて楽しい

沢が近いのでまるで沢登をしているような錯覚に陥ります

水をかぶってクールダウンできますよ

緑色が濃いです

紅ウツギ

「伝説の洞窟」は今回は小休止にとどめて、出発です。

洞窟の中は風、雨をよけられそうなビバーク最適地。大きな一枚岩が迫力ありますね。

この洞窟は、平家落武者が非業の死を遂げたといわれています。

ほんとうにこちらのコースは雰囲気がいいのに誰にも会わない。

滝と洞窟の連続!見ごたえあります

四差路→(稲叢山山頂)→四差路→鉄塔(第1オオヤマレンゲポイント)

登りつめた先には四差路が。ここから山頂方面と下山路(オオヤマレンゲポイント方面)が分かれることになっています。

ここまで、1時間半程度でしたが誰にも会わず。

しかし車の台数が多かったこともあり&お昼時になっていたので稲叢山を登頂することはやめることにしました。

稲叢山の山頂は非常に狭く、10人いれないくらいです。

もうひとつの展望所、鉄塔ポイントまでしばらく歩くことにしました。

鉄塔ポイントは目論見通り、貸し切り!

四差路から5~6人ほどとすれ違いましたが、皆さん山頂に向かわれるとこのことでした。

[chat face=”切り取り後-1.jpg” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]山頂は何回も来ているので今日はパス![/chat]

鉄塔ポイントはトンネル登山口からだと30分くらいで到着できるので、達成感がすごい場所

石鎚山系にはいびっしり雲海がかかっているよう…登る山を間違えた?(焦)

梅雨時期だけのご褒美です!

左には石鎚山も見えています!

ここでお昼をとっていると、鉄塔の「オオヤマレンゲポイント」を発見!

石鎚山系を見渡せる場所から右に視線を移してみると…ちょっと終わりかけのが多いようですがありました!

青空に純白の可憐な姿が映えますね。

 

危うく見逃すところでした!

 

下に伏せるように咲くので、「控えめ」なんですよね。気づきにくいかもしれませんがそれもまたよいです。

隠れていたの?そんなところに…という場所にあるので、探したくなるw

通りかかった女性3人組の方も、ここはスルーしそうだったので、お声かけてさしあげました!やはり見逃してしまいますよね…

ランチを食べて鉄塔の「第1オオヤマレンゲポイント」を後にして、西門山分岐から15分のポイントまで行くことにします。

鉄塔(第1オオヤマレンゲポイント)→分岐→西門山方面に15分→第2オオヤマレンゲポイント

西門山へは先月登っていますが、こちらは眺望がな~んにもないお山です。

こちらの山頂も華麗にスルー。

しばらく歩いていくと。。。。ありました!ポイントが!

登山道に覆いかぶさるように右から左から咲き誇っています。美しい…!

 

花びらが開ききって今こそ満開という感じです

つぼみも華麗です。卵のよう。つるんとしています

咲き始めのものもありましたがおおむねピークを迎えています

いいにおいにつられて虫もやってきますが、蜜はないようです

 

第2オオヤマレンゲポイント分岐→トンネル登山口 

思う存分写真を撮り終えたら、引き返します。

そうこうしているうちに登山者が続々と登ってこられます。

[chat face=”切り取り後-1.jpg” name=”aimi” align=”left” border=”red” bg=”none”]こりゃ~大人気![/chat]

稲叢山も西門山のピークも踏まなかったので、登山者としては罪悪感にさいなまれますが、何度も来ている山なのでたまにはこういうのもいいですよね。

下山します!

ケルン

 

登りはじめから標高が高いので、ブナも比較的気軽に見ることができます

稲村ダムに戻ってきました!お疲れさまでした!一切漕ぐことがなかったですw

 

まとめ:6月中旬は稲叢山の最盛期!時期さえ合えばみやまの貴婦人「オオヤマレンゲ」がほほえんでくれます!

いかがでしたでしょうか?

この時期山レポートを見ていると、四国のハイカーさんがほとんど稲叢山に登られているのには驚きましたw

高知県民の皆さんからすると、高知中心部からも2時間弱で到着しますので、比較的アクセスのいいお山かと思います。

ぜひ、時期を合わせていってみてくださいね~

以上、『みやまの貴婦人!稲叢山で「オオヤマレンゲ」の鑑賞会!【高知県土佐町/いの町】』の記事をお送りしました。

今回のYAMAPの記録はこちら

 

稲村ダムへのアクセス

いぜんの台風の爪痕で少しがたがたの部分もありましたのでご注意願います。

行こうとしていた3日前には大きな落石があったそうです。※2018/6/13現在撤去済

旧本川村(現いの町本川)から15km程度です。

 

稲叢山は「山と高原地図・石鎚山・剣山」には載っていませんのでこちらを購入しましょう!地図なしで登るのは絶対にだめです!

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!