「しまなみ海道」含む”瀬戸内7海道”で使える割引キャンペーンまとめ

浦ノ内湾ぐるり!ちょっと残念な横浪半島一周50kmライド【須崎市/土佐市】!

広告 このコンテンツには広告を含む場合があります

こんにちは!ロードバイク女子のaimiです。

最近山ばかり通っていたので、たまには温かい場所へ、ということで太平洋にロングライドに行ってきました。

しかし、時期は12月末。装備は完全冬仕様です。ウエアは念のため多めに持っていきます。

今回のコース

マルナカ須崎店→鳴無《おとなし》神社→横波スカイライン経由→武市半平太像・帷子崎→宇佐大橋→立目ポンカン畑→マルナカ須崎店【約50km・4時間30分】


横浪半島一周50kmライドの注意点

補給場所が非常に少ない

今回、このコースを走るにあたって、コンビニは1軒もありませんでした。

あわよくば何か食べれたら。。。と思ってはいたのですが、あきらめて最終的にはゴールの「マルナカ須崎店」でガッツリ食べると決め、多少おなかがすいてても我慢して走りました。

あえて言うならば・・・帷子崎(かたびらさき)の「たこ焼きやさん」(休日限定)とデイリーヤマザキ2軒でしょうか。しかもデイリーヤマザキの1軒目はマルナカを出てすぐにあるのであまり意味がありません。(デイリーの品揃えは未確認です)

・・・ということで、お昼をはさまれる場合はマルナカで補給食を買って持っていくか、補給してから走りましょう。ただマルナカは朝9時からなので、早めに出発される方は開店していない可能性が高いです。私はモーニングで有名な「モンブラン」でパン3個食べてから臨みましたよw

【参考記事】

[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/07/29/post-3213/”]

横浪スカイライン=アップダウンが非常に多く体力が奪われる

横浪黒潮ライン(よこなみくろしおライン)は、高知県土佐市から須崎市を結ぶ横浪半島を縦断する道路である。別名、横浪スカイラインとも呼ばれている。県道の路線名は、高知県道47号横浪公園線である。

高知県の土佐湾に細長く伸びる横浪半島の断崖の尾根に沿って縦断する延長約19 kmの道路で、東端は浦ノ内湾口に架かる宇佐大橋から西へ向かい、西端の浦ノ内湾の最深部沿岸まで続く。かつては横浪有料道路という道路で、有料道路当時の通行料金は、普通車で260円だった。 沿道は複雑な形をしたリアス式海岸がみられ、南に太平洋を、北には波が穏やかで横方向に波紋を描くところから“横浪三里”とも呼ばれる浦ノ内湾を眼下に望むことができる~wikipediaより引用

「補給場所が非常に少ない」の後にダブルパンチで申し上げにくいのですが、この道路、はっきりいってロードバイクだと大変です。車やバイクなら気持ちいんでしょうけど。

「距離で50km、スカイラインって名前のとおり走りやすいんでしょ?どうせ。。。」と思っていたらとんでもない。うんざりするほどのアップダウン、疲労困憊です。たとえるならジェットコースター。

平均傾斜10パーセントのアップダウンが体に来ます。
結構高いところを走っているから「スカイライン」なのでしょうね。その分海抜1mから登り尽くめです。
ただ悔しいほどに景色はきれい!

アップダウンがあるというのに、「自転車追い越し時」のセンターラインの障害物が怖すぎる

ロードバイクや自転車は「下り」にスピードが出ます。

ここまでアップダウンがあると下りはハイスピードで乗り切って、その勢いで「登り」のパワーに持っていきたいわけですが、後続の車が気になって、ブレーキを多用してしまう・・・・これは非常にもったいないことです。

その理由に、センターライン上の障害物。これがなくならない限り、車はセンターラインをはみ出ることは許されません。

自分も車を運転するからわかるのですが、もし車の立場でしたら自転車を抜かず、障害物がなくなるまでぴったり自転車にくっつかざるを得ない・・・と思うんですよね。なぜなら障害物に乗っかるとがたついて車が痛んでしまうから。

横浪スカイラインは非常に交通量も少なく、「スピードを出しがち&センターラインはみ出がちで事故も多い」という傾向もわかるのですが、自転車にとっては恐怖のほかありません。

車も自転車もお互いに歩み寄って楽しめる方法があればいいのですがね・・・・

対岸には後ほど通る「立目」の集落も
theリアス式海岸!という景色が目の前に広がります。

マルナカ須崎店→鳴無《おとなし》神社

マルナカは四国を中心に展開しているスーパーマーケットですが、こちらの須崎店はとても広く、内容はまったく違いますが須崎市民にとっての「イオン高知」みたいな位置づけになっています。テナントがたくさん入っていて駐車場もとても広いです。

私はここまで夫に送ってきてもらいましたが、長時間車を停めるとしたらマルナカより3km程西の「道の駅・かわうその里すさき」にしましょう。こちらのほうはサイクリストを歓迎しているスポットなので、奥の駐車場に駐車が可能です。

マルナカを出発すると、すぐに右側に「三井住友のセメント工場」があります。こちらは高知自動車道からも見える、ゆるキャラ「しんじょう君」のセメントタンクを構えた工場になります。

佐川町経由でセメントを運ばれているようで、しんじょう君マークのタンクローリーを頻繁に見かけます。

鳴無《おとなし》神社は以前紹介したこともあるのですが、「縁結び」「インスタ映え」で高知ではあまりにも有名な神社。皇太子様も訪れたことのある、由緒正しき場所なのですよ。

【参考記事】

[blogcard url=”https://www.aimisuna.com/2017/04/29/post-1122/”]

鳴無《おとなし》神社→横波スカイライン経由→武市半平太像・帷子崎

鳴無《おとなし》神社からは国道23号に再び戻りしばらく道なりに行き分岐を左、国道47号線(横浪スカイライン)に入り、土佐市宇佐(東)方面に一気に登りになります。

すると、リアス式海岸が見える、アップダウンの激しい道に!「武市半平太像」の駐車場が見えると、だいぶ自分が高いところにいるな、と感じられます。

武市半平太の像。坂本龍馬とは遠縁にあたる。
像の前の公園には猫が2匹日向ぼっこ。かわいいです。逃げません。
高い場所から見る海はいっそうきらきら光って見えます

しばらくのアップダウンにうんざりしてきた頃に、右側(海岸線側)に開けた広場が見えます。

その広場が「帷子崎」(かたびらさき)です。冬の今でこそ閑散としていますが、夏はにぎわいそうですね。駐車場が50台程度 ととても広いです。

「うどん」「たこ焼き」ののぼりのプレバブの中では、スタッフさんがいたので、おなかがすいてたら利用してみてもいいですね。特に冬は温かいものがうれしいですね。夏は高知名物アイスクリンだそうです。(休日のみ営業)

個人的にはココで食事を取ればよかったと激しく後悔しました・・・この後もまったくお店がありませんでしたので・・・皆さんもお気をつけて!

高知は川だけではなく海も美しいんですよ~特に光が当たるとエメラルドに見えますね。
ため息が出るほど美しいです。

帷子崎→青龍寺→宇佐大橋

帷子崎を過ぎると、あの「朝青龍」が卒業したという「明徳義塾高校」が左側に見えます。高校野球でも毎年のように高知県代表としておなじみですね。このあたりから「土佐市」にはいります。

実はこの道路、お遍路さんの歩く道なのだそうですが、この日はなかなかどうして、誰にも会いません。

天気のいい休日なのに珍しいなあ、と思っていると四国八十八箇所霊場 第三十六番札所、「青龍寺」を過ぎ「土佐龍温泉 三陽荘」のレストランをふと見てみると。

あ、いらっしゃいました!ツアーバスの皆さんです。白装束をお召しになっている方々がランチをされていました。ルートに「遍路道」が入っているコースでは、こういう光景は四国では珍しくないんですよ~。

イセエビ捕獲しないでくださいの表示に驚いた。捕れるの?!って
鳥の足跡。砂がさらさら。風が吹くと消えてしまうだろう。
三陽荘の前は砂浜になっていて夏は泳ぐのに最適かも。
お散歩中のお孫さんとおじいちゃんかな。和みます。

三陽荘からは2~3kmでしょうか。

「宇佐大橋」は結構長いです。歩道もあるので、歩道から海面を眺めてみましょう!

かなり海が澄んでいることがわかりますよ。

「宇佐大橋」をわたりきると、須崎方面と高知方面の分岐の信号があります。「スカイライン」ではひとつもなかった、信号です!

ここではじめてのストップ。改めて感じるのは、信号がないってすごくノンストレスですね・・・。

宇佐大橋の上から。まっすぐで気持ちがいいです。しかも下りなので漕がなくて良い。

宇佐大橋→立目ポンカン畑→マルナカ須崎店

「宇佐大橋」を過ぎると急に道が細くなり、住宅街を抜けていくようになります。

車が待機しないと通れない場所もあるので、前後左右よく見ながら走るようにしましょう。

しばらく細い道が続き、単調になりますが、左側にはずっと海。飽きません。

さらに心配していた寒さのほうも、ここにくると温かさを感じます。海抜が低くなったからでしょうか?

道沿いに無人販売〈良心市〉に「ポンカン」が異常に多いのが気になっていたら、やはり「立目ポンカン」という須崎のブランドポンカンなのだそうで、納得。温暖な気候なので育てやすいのだとか。

高知県では、東側の「東洋町」でもポンカンが有名ですね。

先ほど訪れた鳴無神社を対岸から見てみる。

そんなポンカンのことを考えていたら、あっという間にマルナカ須崎店へ!

最後はきつい登りがありましたが、何とかクリア。

観光時間、休憩含めて4時間半程度でした。ちゃんとポンカンも買って帰りましたよ~。(ポンカンは大好物です)

さすがに、このあと何も食べずに帰るのは無理だったので、マルナカのフードコートで「牡蠣フライカレー」690円を食べて帰りました。

余談になりますが、このフードコートは2017年春にリニューアルオープンしたばかりなのですが、個人的には今後もかなり使えそうだなと思っています。もしかしたら須崎の道の駅より充実しているかもしれない・・・・

まとめ:改善の余地があると思ったのは「横浪スカイライン」。でも風光明媚なのは間違いない!

スカイラインの駄目だしばかりをしてしまって恐縮なのですが、このルート、本当にもったいないです。

走る人が少なくてすごく気持ちいのだけれど、怖い部分もあるので、ちょっと次来るのはどうかな?と思っています。

何も問題ない道路って絶対ないけれど、ちょっと難しい部分がほかの道よりも多く感じられたのは残念です。滋賀県のビワイチも行ったけれど、ここまで過酷ではなかった・・・まだサイクリストにはマイナーな場所なのでこれからに期待したいです!

【参考記事】

[blogcard url=” https://www.aimisuna.com/2017/06/29/post-2366/”]

以上、「浦ノ内湾ぐるり!ちょっと残念な横浪半島一周50kmライド【須崎市/土佐市】!」の記事をお送りしました。

「道の駅かわうその里すさき」のアクセス

【住所】高知県須崎市下分甲263番地3

【営業時間】

高知自動車道からも入ることができる道の駅です。

マルナカ須崎店のアクセス

イートインスペース、ダイソーや衣料品も含めた大型店舗。

【営業時間】9:00~22:00

ルート内のオススメ宿泊&日帰り温泉施設

須崎市ももちろんいいのですが、ビジネスホテルしかないため「土佐市」の海岸沿いの宿泊がオススメです。ぜひ絶景温泉を堪能して帰ってくださいね!オススメは以下の2施設。

「土佐龍温泉 三陽荘」のほうは日帰り温泉も行っているので、サイクリング後に汗を流すのにもGOODです。

スタート地の須崎にはいいホテルがあまりないので、思い切って海沿いに宿泊するのが”吉”です♪

  • ヴィラ・サントリーニ
  • 「土佐龍温泉 三陽荘」

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!