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高知でお手軽に「雲海」を撮りにいこう in虚空蔵山
こんにちは、高知県佐川町在住アウトドアライターのaimiです。
高知県は雲海が頻繁に出る場所なのをご存知ですか?
私は去年の12月、偶然にも「工石山」で1度拝ませていただきました。
でも、こんなに高いところに登ることなく見れる場所があるんですよ…
私の住む佐川町に。
しかもクルマで入ることができるという・・・「虚空蔵山」。
雲海の出そうなタイミングを今か今かとうかがっていたんです。
https://www.aimisuna.com/2017/04/19/kokuzosan
雲海の出る条件ってご存知ですか?
【雲海の発生原理4つのステップ】
1.放射冷却などで地面が冷える
2.地面付近の水蒸気を含む空気が冷える
3.無風で冷えた空気が溜まる
4.空気中の水分が飽和状態を通り越して霧ができる~「YAMA HACK」ホームページより引用
7月に入ったのに猛暑がすこすゆるまった高知県佐川町。
朝晩は肌寒いくらいです。
高知なのに涼しいところもあるんですよ~避暑地のような高地。
ここのところ朝晩の放射冷却現象を体で感じています。
その代わり日中はものすごい湿気。
しかしそれだけではできないのが雲海。甘くない!!
【雲海の発生条件5つ】
- 季節:春と秋に多く発生すると言われています
- 時間:日の出~数時間程度発生しやすい
- 降水:前日に降雨(降雪)あった場合に発生しやすい
- 湿度:前日の平均湿度が70%以上の場合に発生しやすい&夜明け時間帯の湿度が100%に近ければ近いほど出現率が高い。
- 天気:晴れ(特に5時間以上の日照時間がある日が多い)に発生しやすい
- 気温:最低気温と最高気温の寒暖差が大きい日に発生しやすい
- ※気象庁HPのアメダスでリアルタイムに確認可能https://www.jma.go.jp/jp/amedas
※雲海の発生状況から推測したものであり、上記の条件で必ず発生するものではありません。
~西武鉄道HP「秩父地域の雲海情報・発生率」より引用
ずっと前から、家の近くから眺めていた「虚空蔵山」。
何日か雨が続いて気温も低め。そしてかなり久しぶりに晴れ間が出たので、直感的に「今日は雲海が出そう!!」久しぶりにいい予感がしました。
一応、天気を目で見るだけではなく、 庭に出てまとわりつく湿気、光が差している程度を肌で感じて決行しました。 あと家の周りにすでに霧が発生していたのも行く決め手になりました。
春か秋ではないけれど可能性はなくはないそうです。 秩父では夏でも30パーセントくらい出ているデータがありました。
いざ虚空蔵山へ・・・・しかし甘くはなかった。
駐車場につくと、もう正解は出ていました。
残念ながら「雲海」はありませんでした。
しかし向かいの石鎚山脈の向こう側にはそれらしきものが発生しているのが見えました。
場所を間違えたようです・・・
夏は難易度高いようでした。また出直します・・・。
しかし、せっかく来たので、山頂まで歩くことにしました。
出発時は青空だったんですが、山頂の手前で、天候が悪化しあたりは真っ白に。
天気の読みは難しいですね。
おそらく雲海と天候悪化は隣り合わせなのではないかと思います。
(湿気が100パーセントに近いことからもわかります。)
それだけ「山の天気は変わりやすい」ということも念頭に計画しなければならないですね。
雲海は出たとしても一瞬だったりするというわけです。
まとめ:虚空蔵山は雲海撮影スポットだけど撮るのはかなり難しい
私はカメラのプロではありませんが、プロの方は雲海が出るまで自分の納得いくまで何度も通って、自分の思った構図の写真を撮っていくのだなあと改めて感じた1日でした。
今回は残念でしたが、近いのでまた懲りずに来るつもりです。虚空蔵山が雲海になっている写真はこのような感じになるようです。素敵ですね!!↓
※NPOとがの元気村HPより引用させていただきました。
『高知でお手軽に雲海が撮れる!車で行ける虚空蔵山』の記事をお送りしました。
兵庫県朝来市の竹田城の雲海はあまりにも有名ですね。行ってみたいです↓